20代社会人シングル男女の一人暮らしデータ

「ムリをしない」のがイマドキの20代?

家賃の平均は6万5723円。堅実な暮らしぶり?
 一人暮らしをしている友達の部屋に行ったら、意外とイイ感じで、つい「ここ、いくらかな?」なんて値踏みしてしまう・・・そんな経験ない?
一人暮らしの人にとって、やっぱり気になるのは「家賃」のこと。

首都圏・関西・東海エリアに住む20代の一人暮らしの家賃の平均は6万5723円という結果が出ている。

また、エリア別に見てみると、首都圏の平均家賃が7万414円なのに対し、関西では5万8705円、東海では5万4388円。


首都圏が1万2000円~1万5000円高い傾向にある。これは単純に地価とリンクした数字だ。


ちなみに、家賃の目安は「収入の3分の1以内」といわれるが、この平均家賃でちょっと計算してみよう。


6万5723円×3=19万7169円。
つまりこの6万5723円という平均家賃は、月収20万円以上、年収なら240万円以上あればOKラインといえそうだ。


年収のデータを見ると、200万~300万円未満が30.6%、300万~400万円未満が27.8%。これくらいの年収でこの平均家賃は十分OKライン。


みんなムリせず、堅実な賃貸ライフを送っているんだね~。

「キッチン+7~8畳」の部屋が20代一人暮らしの平均像 家賃を決める要素はたくさんあるが、そのうちのひとつが広さ。

そりゃぁ広いにこしたことはないけど、広ければ家賃も当然アップするから、どれくらいの広さがいいのかわからない。


一人暮らしの部屋って、どれくらいの広さが普通? 専有面積の平均は、27.4m²。そして間取りは1Kが50%以上を占めるというデータから考えると、20代一人暮らしは下の間取り例のような「キッチン+7~8畳」くらいが平均像だ。

これくらいの1Kなら、ベッド、テーブル、テレビ、パソコンなどが十分置ける。
ちょっと広めの1Kなら、2人掛けのコンパクトなソファも置けたりなんかして?
エリア別に見ると、首都圏が平均26.8m²なのに対し、関西は29.3m²、東海が28.0m²とやや広め。


つまり首都圏は、他のエリアに比べて「家賃は高い・部屋は狭い」という運命に……がんばれ、首都圏シングル!