住まい選びのコツ

住まい選びのコツと致しまして、以下参考に見て頂けたらと思います。

条件の決め方

1.絶対に譲れない条件を考える

まずは、絶対に譲れない条件を2つぐらい考えて見ましょう。これを明確にしておくことはとても大切です。どの物件にも良い所、悪い所がありますので、条件の軸を明確にしておくと、実際の物件を見た時に、色々と営業マンから勧められても、最初の希望を見失ってしまい、住んでから後悔するすることが少なくなります。また、営業マンも物件を探しやすくなり、部屋探しの効率もUPします。
※譲れない条件は大切ですが、条件のカテゴリにも注意致しましょう。
例)賃料100,000円まで 2階以上 
上記のような例は、105,000円出せば他の条件を全て満たす物件があるかもしれません。
また、2階以上という条件も、日当りの面で条件とする方(防犯の面で2階以上を条件とする方もいます)が多いですが、ベランダ前の敷地が建物の駐車場になっている場合(分譲賃貸に多い)などは、日当りが良好である物件もあり、賃料も安めの設定がされている場合があります。

2.自分には全く気にならない条件を考える
次に、一般的には嫌われる条件のうち、自分にとってはどうでもよいものを探しましょう。
大きく家賃に響く嫌われる条件とは、
①駅から遠い、バス便
②築10年以上
③日当たりが悪い
④狭い
⑤バストイレ一緒
例えば、職場にも外出にも自転車や車を使う人は、駅から近いことはさほど重要ではないはずです。
他にもバストイレが一緒は、常に一緒に掃除ができるので、清潔に保つのがバストイレ別より楽です。
日当りが悪くても、窓が大きかったり、複数あったりと採光がとれていれば、住み心地は悪くないです。
上記のように、条件で上げたものに合うものを探せば、自然と家賃は安くなり「あなただけの掘り出し物」の完成です。



3.予算を考え直す
先に予算をガチガチに決めてしてしまうと、思わぬよい物件を最初からはじくことになりかねません。
あくまで絶対譲れない条件と比較して高いか安いかを判断したほうがよいでしょう。
たいていの場合、一ヶ月数千円程度ならなんとかなるはずです。はじめに決めた予算の一回り高い物件も探してみると、
その上乗せ分以上のよい物件が見つかるかもしれません。

お部屋探しの時期
 1月~ 3月 特に多い 単身者◎  混みまくり。あまりかまってくれない
 4月~ 5月 少ない   単身者×  すいている。ある意味じっくり探せる
 6月~ 8月 普通普通  可も無く不可もなく
 9月~10月 多い    新婚◎   企業の異動時期。ファミリーが動く
11月~12月 普通普通  可もなく不可もなく

無駄な家賃の省き方

実家→賃貸に引っ越す場合 申込をしてから審査、契約、家賃発生まで1週間から2週間と考えましょう。
つまり、入居予定の2週間ぐらい前に申込をすればよい。が!そんなにうまくいかないのが世の常。
引越し予定日よりずいぶん前に理想の部屋が見つかることもあると思います。
本来の目的は「部屋探しを成功させる」こと。ちょっとぐらいのロスは正直大目に見るほうが賢いかもしれません。

時期や物件によっては、1ヶ月ぐらいは家賃の発生を待ってくれるケースもあります。また、申し込んだ部屋が「空き予定の部屋」なら、入居可能日までは契約できないので、1ヶ月~1ヶ月半先になることもあります。
 
賃貸→賃貸に引っ越す場合 退去予告期間に注意。
通常、明日引っ越します。といきなり言って、家賃が次の日から発生しないということはございません。
退去予告期間といって、「引っ越しますよ」と言ってから契約書に定めた期間は住んでいてもいなくても家賃を支払う必要があります。
例えば、契約書に予告期間が1ヶ月とあれば、月末に引っ越す人は、前月の月末までに貸主側に引っ越す旨を通知する必要があります。
※弊社の場合は、1ヶ月前通告です。

二重家賃覚悟の安全策
部屋を決めてから退去連絡をする。ほとんどの場合、新居と旧居の家賃が被る(二重家賃)が発生するが、多くの人はこの方法をとります。

2ヶ月入居が先なんだけど押さえとくことはできる?

よく、4月1日に引っ越す予定で2月あたりに理想の部屋に出会ってしまい、なんとか4月まで家賃を払わず取っておいて欲しいという質問があります。でもそれは難しい相談。極力家賃発生日を遅らせてもらうよう交渉することはできるが、早めに家賃を払うしかないです。 

退去予定の部屋に部屋を見てから申込したいんだけど・・・
やはり、退室予定の部屋を申し込むときに良くある話です。
弊社の場合は内見をして頂かないと申込を受付しておりません。
空室予定の物件は内見の予約を受け付けております。
空室になり次第、ご予約のお客様にご連絡させて頂きます。

物件を比較するポイント(家賃を決める要素)
主に家賃は下記のポイントで決まります。
住みたい地域が決まっているなら、広さ、駅からの距離をポイントとして家賃を比較してみましょう。
また、物件検索サイトの多くは、検索結果を「並び替え」できます。活用しましょう。

●土地柄:急行停車駅や土地柄などが先ずベースになります。
●広さ:通常、家賃は坪単価で計算されていますので、広さが最も影響します。
●駅からの距離:徒歩5分、10分、15分とバス利用の4段階です。
●築年数:新築、築3年程度の築浅までは大きく家賃に反映します。
 

お店に行くのに予約は必要?
 フラっと入ってくるお客さんは非常に多いですから、特に予約をしていなくても問題はありません。しかし、目的の物件がある場合は内見できるかなどを確認する意味で来店日は伝えたほうがよいでしょう。
また、あらかじめ条件を伝え、訪問する日を伝えておけば、営業マンもよさそうな物件をじっくり選んで待っててくれるし、スムーズになります。

不動産会社は紹介業。
 わりと忘れがちですが、不動産会社とは貸主と借主の間を取り持つ役割をする会社です。つまり、紹介業ですから、皆さんによい部屋を紹介するのはもちろんのこと、大家さんにもよい入居者を紹介するという使命を持っています。

言葉使い、態度にはご注意を。
「お客なのになんで?」という人がいますが、「紹介」ということを考えればうなづいていただけるはずです。横柄な態度は敬遠されます。また、ネクタイしてスーツ着用なんてことは言いませんが、だらしない格好も避けるべきかもしれません。

入居審査について。
そのお店で気に入った物件があったら申込→入居審査となりますが、ここで不動産会社の印象が合否を左右することがあります。入居審査は大家さんに申込書をお渡しした上で判断しますが、「人柄」というのも重要な審査項目なのです。人柄は対応した営業マンしかわかりません。不動産会社には良い印象を持ってもらって損はありません。